【ジョジョ】ディアボロの最期が悲惨…ヤバい過去やジョルノとの関係
更新日:2019年08月06日
ジョジョの奇妙な冒険の第五部「黄金の風」に登場するキャラクターで、第五部においてラスボス的な位置にいるのが「ディアボロ」です。
ギャングのボスとして、裏の世界のトップに君臨するディアボロは、スタンド能力を開花させる「弓と矢」を発見した張本人でもあります。
そんなディアボロですが、その最期が壮絶だと言われているのをご存知ですか?
ここでは、ディアボロの過去や壮絶な最期、能力や名言などについて紹介していきます。
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1.ディアボロに見られる意外な特徴
ディアボロはジョジョ第五部で中心的な役割を担うと共に、ラスボスという立場に置かれている人物です。
そのため、他のキャラクターよりも多く彼についての情報が本編で明らかにされており、どういった思考回路を持っているのかも分かっています。
以下から、ディアボロの特徴について紹介していきますね。
ディアボロは、イタリアの裏社会を牛耳る「パッショーネ」というギャング組織のトップに君臨する男です。
自身の存在を外部に知られるのを避けるため、徹底的に情報隠蔽を行い偽名をいくつも用いるなど用心深い男でもあります。
正体を知る者からは、「ディアボロ(悪魔)」と呼ばれており、ディアボロ自身も帝王と自身を呼びその地位を脅かす者を許しません。
彼の過去が自身の地位を揺るがす恐れがあるとし、それに関する情報を抹消してきたので、ディアボロの正体や経歴を知る人物はパッショーネの中にも誰一人いません。
自身の過去を探ろうとしたり、そうした素振りを見せる者には容赦せず残忍な方法で始末をし、死体を見せしめのために利用することもあります。
彼の特徴として知っておくべきことは、「ドッピオ」と呼ばれる人格が内在する「二重人格者」であるという点。
ただの二重人格ではなく、年齢や容姿なども変わってしまうので、この特徴が彼の詮索をより困難にさせています。
2.ディアボロが経験したヤバい過去とは?
怪しさばかりが残るディアボロは、過去を必死に隠しているのでその過去に彼についての重大な秘密が隠れているのは明らかです。
では、ディアボロはどのような過去を経験したのか、以下からネタバレしていくので未読の方は閲覧注意でお願いします。
ディアボロは1967年に、女囚で服役していた母親と父親不詳の間に生まれました。
刑務所では子供を育てられないので、19歳になるまでは神父の養子となり一緒に生活をしていたのです。
神父との関係は良好でしたが、1986年に悲劇が起こります。
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トリッシュの母親・ドナテラと出会ったディアボロは、意気投合してデートするようになり、その姿を神父が目撃。
カップル成立のお祝いとして、新婦はディアボロに車を購入しようと決めて、ガレージを作るために彼の隣にある部屋を掘りました。
するとそこに生きたまま埋められていたディアボロの母親を偶然に見つけてしまい、その後何が起きたかは不明ですが彼が住んでいた故郷の村は炎に包まれ、ディアボロもその火災で死亡したと伝えられています。
もちろん生き延びていたディアボロは、その後に金目当てでエジプトの遺跡発掘隊にアルバイトとして参加。
そこで前述した通りスタンドを開花させる、「弓と矢」を偶然にも発見してしまい、それを盗んで発掘隊から逃走しました。
盗んだ矢のうち5本は「エンヤ婆」に売り、残り1本は組織を拡大させるために有効利用し、「パッショーネ」を拡大させたのです。
3.「ディアボロ」と「ジョルノ」に見られる驚きの関係
ジョジョに出てくるディアボロは、ラスボスとして主人公「ジョルノ・ジョバァーナ」と対峙する必要があります。
ところが、これまで見てきた所から分かるように2人にはこれといった接点がある訳ではありません。
実は意外な所で2人は知り合い、そして敵対関係になっていくので、2人の関係について簡単に紹介しておきます。
ジョルノ・ジョバァーナは、ディオとジョースター家の血を引く特殊な主人公であり、計り知れない能力を持つ人物です。
ある日偶然にマフィアを助けた経緯から、その人物が自分を「一人の人間」として接してくれることに気付き、大きな感動を覚えギャングスターを目指すようになります。
物語序盤に、ジョルノがチンピラをボコボコにした事を受けて、「パッショーネ」からの刺客「ブチャラティ」に襲われました。
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当初は殺すしかないと思っていましたが、ブチャラティがいいヤツであると判断し戦闘を中断して相手の話に耳を傾けることに…。
するとブチャラティは、ディアボロのせいで麻薬まみれになった街を救うという夢をジョルノの語り、ジョルノはこれこそが自分が生きる意味だと悟ったのです。
すぐに和解をして組織に入団し、ブチャラティと共にディアボロを裏切り、ついに2人は敵対関係になりました。
4.ディアボロが迎えた壮絶な最期
ジョジョに出てくるディアボロは、麻薬の密売に手を染め莫大な資産と地位を手に入れることに成功しました。
ブチャラティとジョルノは、そんなディアボロの思想に嫌気がさしており組織を解体させるために内部崩壊を企みます。
ディアボロは、自身の過去と結びつくものに関して敏感に反応を示し、何があっても過去を知られまいと行動をするのです。
本当の姿を見られるならば、過去に結びついてしまうかもしれないとの恐れや不安で、相手にトドメを刺さずにその場を離れ去ることもしばしば。
こうした態度が、ディアボロの運命を決定づけてしまいます。
殺害したはずのポルナレフが突如として姿を現わし、彼が行ったスタンド進化「シルバー・チャリオッツ・レクイエム」で異質な出来事が起こりました。
それは、ローマ一帯の精神が、近くにいた者同士で入れ替わるというもの。
これによって、ディアボロのもう一つの人格「ドッピオ」の魂が、近くにいたブチャラティに入り込み、そのままブチャラティが死亡したので一緒にドッピオも死んでしまいます。
ジョルノ達はこの異質な状況を打開するために、矢を得ようとしますがディアボロはこの混乱を利用して矢を奪おうとしました。
こうして矢の争奪戦が繰り広げられ、それがディアボロの最期と結びつくようになっていったのです。
有利に事を運んでいたのはディアボロでしたが、どうやら自分の魂がチーム内の誰かの肉体に潜んでいるということをジョルノが気付きます。
それが気付かれることは、すなわちディアボロの過去がバレてしまうことを恐れました。
矢の争奪戦は、もう一歩のところでディアボロの手には届かず、ジョルノが矢を手に入れてスタンドを進化させ「ゴールドエクスペリエンスレクイエム」を完成。
この効果によって、「動作あるいは意思の力をゼロ」にされ、ディアボロは無力化に。
無駄無駄ラッシュを叩きこまれたディアボロは、ティベレ川に叩き落される形で敗北しました。
それで終わりではなく、「ゴールドエクスペリエンスレクイエム」の効果によって、死に至る過程を永遠に体験し続けるものの、死ぬ直前に時間が巻き戻されるという「終わりがない終わり」を永遠に与えられます。
何度も死を体験する恐怖を、永遠に味わうという壮絶な最期を迎えたのでした。
5.ディアボロが残した「カッコいい」名言特集
ディアボロは個性豊かなキャラクターなので、名言が多く登録されているのをご存知ですか?
以下から、数多く存在するディアボロの名言の中でも、読者から特に評価が高いものを厳選して紹介していきます。
- 真実の頂点はこの我が能力にある!
- 肝心なことは最後にあるものだ…。わが娘「トリッシュ」よ
- 消したつもりでも「過去」というものは人間の真の平和をがんじがらめにする
- 「血のつながりだ」それさえ消せば、オレは人生の絶頂のままでいられる…
- オレのそばに近寄るなああ!
- 何かわからんがくらえ!
自らを帝王を呼び、時代の頂点に君臨したディアボロですがその誇り高い性格が、名言からよく理解できるでしょう。
野望を叶えるため、そして目的を達成するのに手段を選ばないそうした特徴がある点も、名言から分かりますね。
まとめ
ここでは、ディアボロの過去や壮絶な最期、能力や名言などについて紹介していきました。
ディアボロは壮絶な過去を経験し、そこから裏社会のトップに君臨する組織のリーダーになるなど生きる力が強いと分かります。
過去を知られることに、神経質すぎる一面を覗かせた関係で彼の運命が決定したと言っても過言ではありません。
終わりのない終わりを永遠に味わっているディアボロは、とても可哀想な人だったのかもしれないですね。
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