【ジョジョ】ジョセフの過去が悲惨…激しい性格や活躍、能力まとめ
更新日:2019年08月06日
ジョジョの第2部「戦闘潮流」にて主人公を務めたジョセフは、シリーズを通して非常に重要な役割を担っている、欠かせない人物です。
第2部だけじゃなく、第3部や4部に登場するなどシリーズを超えて役回りを期待されるなど、特殊なキャラクターでもあります。
そんなジョセフですが、どんな活躍をしたのか気になりますよね?
ここでは、ジョセフの過去や性格、活躍や能力などについて紹介していきます。
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1.ジョセフが経験した意外な過去とは?
1920年にイギリスで誕生したジョセフは、18歳の時にアメリカへ移住しその後帰化するという経歴を持っています。
ジョセフは意外な過去を経験しているので、以下からその点をネタバレいきますから閲覧注意でお願いしますね。
ジョセフの父「ジョージ・ジョースター2世」は、ジョセフが生まれて間もない頃に軍の司令官として潜んでいたゾンビの正体を知ったことで殺害。
母「リサリサ」も、とある事情によって死んでいたことにされたので、両親がいないことから祖母・エリナの手で育てられたのです。
両親からの愛情を受けずに育ったジョセフでしたが、両親の代わりとなって育ててくれた祖母から多くの愛を受けました。
それは彼の行動にも表れており、祖母の前ではいつもの調子が出ずに素直ないい子になります。
幼少期または少年時代は、両親がいないことで多くの苦労があったに違いありませんし、同級生などからも嫌がらせを受けたでしょう。
それでも持ち前の明るい性格を武器に危機を乗り越え、ジョセフはたくましい人間に成長していきました。
そして18歳になったとき、リサリサの召使として働いていた「スージーQ」と結婚して、一人娘「ホリィ」をもうけます。
このように、ジョセフは順風満帆な人生ではなく、簡単ではない環境に身を置いていたのです。
2.ジョセフに見られる驚きの特徴
ジョジョに登場するジョセフですが、他の主人公「ジョースター家」の一員とは大きく異なる特徴を持っています。
そのために、シリーズを通して人気が高く同作品の「顔」とも言うべき存在になっているんですね。
彼はとても暴力的で気性が荒いという特質を持っていますが、それでもジョースター家の精神はしっかりと持ち合わせているのです。
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相手の弱点や裏をかくという戦法を得意としており、さらにジョースター家に「逃げる事」を戦い方に追加しました。
戦いに勝つには時として逃げることも重要であり、そこから大きな成果が起こるという点を理解しています。
乗り込んだ飛行機がしばしば墜落するジンクスを持つという、奇妙なジングスを持っているのもジョセフの特徴と言えるでしょう。
生涯の間に4度も飛行機の墜落事故が起こり、その全てにおいて無事に生還しているのだから生命力の高さが伺えます。
全てにおいて規格外な男、それこそがジョセフです。
3.ジョセフの性格に隠された秘密
読者を魅了するジョジョのジョセフですが、どのような性格をしているのでしょうか?
- 正義感が強い
- 暴力的
- 紳士的ではない
- 他人を気遣える
- 自己犠牲的
- 好奇心旺盛
物語を追っていくと、ジョセフがこれらの性格を持っていることが明らかになりました。
とにかくジョセフは、「本当にジョースター家の血筋?」と疑いたくなるほど暴力的で言動がとても軽く、紳士的ではありません。
波紋の悪用は軽微であればいとわないですし、目上の人に対しる態度も悪いです。
しかしながら、正義感が強く自分を犠牲にして相手を助けるという精神を持っている所は、ジョースター家の血が関係しています。
好奇心旺盛で他人を気遣えるという性格も、祖父・ジョナサンに似ていますね。
一部では暴力的、他方では正義感が強いなど一言で表現するのは難しいというのが、ジョセフの性格と言えるでしょう。
4.ジョセフが見せた活躍がヤバかった…
ジョセフは主に第2部で活躍しましたが、前述した通り第3部や4部にも登場しているので、そこでどんな活躍をしたのかも併せて紹介します。
18歳のジョセフは、石化面で吸血鬼と化した「ストレイツォ」との戦いをキッカケにして「柱の男」たちとの争いに巻き込まれます。
波紋の能力は先天的に目覚めていたものの、その使い方は未熟だったことから「リサリサ」に弟子入りをして修行に励みマスター。
親友シーザーとの死を乗り越えて戦士として成長したジョセフは、究極生命体として登場したカーズとの戦いに挑みます。
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ヴォルガノ島の火山の噴火によって、究極生命体になったカーズを宇宙空間に放逐し彼を撃退。
噴火に巻き込まれて死亡したと思われていたジョセフですが、何とか生き延びておりカーズによって切り落とされた左手は義手になりました。
そして物語は第3部に移行し、年齢は69歳になったジョセフ。
ニューヨークにて不動産王となり、かなりの財力を手に入れるまでに名をはせた存在になっていました。
愛娘ホリィの要請により孫の空条承太郎の異変に対応するため、日本へ向かったジョセフ。
ジョナサンの肉体を奪ったDIOの血が入っている、ジョセフやホリィさらには空条承太郎には、スタンド能力が顕現するようになります。
物語の途中で、DIOに血を吸われて死亡したような描写がありますが、DIOの死体から血を入れ心臓マッサージなどにより蘇生に成功。
奇跡的な復活を果たしたジョセフは、そのまま第3部でも生き残り、第4部で79歳でも生きていることが明らかに。
高齢のため痴呆が入っているジョセフは、もしものために遺産を整理していたところ不倫関係にあった大学生との間に隠し子がいると判明。
その名は、「東方仗助」であり、妻以外は愛さないと断言していたジョセフは、スージーQに激怒されました。
その後、アクトン・ベイビーの赤ん坊を養子として迎え、「静・ジョースター」と命名。
原作者の話によれば、第6部でも生きているとのことで、「死なない奴が最強」と読者から言われる存在となっています。
5.ジョセフが持っている予想以上の能力とは?
ジョセフは波紋とスタンドの2種類の能力を持っており、それぞれを劇中で披露している数少ない人物です。
彼の波紋は相手に素手で接触をして、波紋を流し込むというシンプルなもの。
ジョナサンのように特別な技名を述べることは少なかったですが、攻撃や防御の両面で活用できる有能な「波紋疾走(オーバードライブ)」をよく使っていました。
- 波紋コーラ:コーラやテキーラの瓶に波紋を流して割る
- クラッシカーヴォレイ:アメリカンクラッカーを鈍器として用いる
- ズームパンチ:パンチを繰り出しつつ、間接を外してリーチを伸ばす
このような技も出しており、ちょっとおもしろい使い方をしているのも特徴的です。
ジョセフのスタンドは「ハーミット・パープル(隠者の紫)」というもので、イバラの像を具現化できるスタンドです。
念写をして遠くの様子や周辺の地図を、テレビ画面などに映し出すことができます。
戦闘向きのスタンドではないものの、イバラには殺傷能力を持つ攻撃が備え付けられています。
ジョセフに工夫によっては、イバラを衣服の下に隠して波紋を流し攻防一体の防具にするなどが可能です。
スタンドが使えるようになったのは、第3部からでこの時は主人公ではないため、戦闘向きのスタンド能力ではなくなっているんですね。
6.ジョセフが残した「カッコいい」名言特集!
ジョセフは多くの名言を残しているので、特にファンから支持されているものを厳選して以下から紹介しますね。
- 俺がどくのは道にウンコが落ちているときだけだぜ
- 一緒に戦ってくれ!シーザー!
- このオレに二度同じ手を使うことはすでに凡策なんだよ!
- 凄まじい殺気ってやつだ!ケツの穴にツララを突っ込まれた気分だ!
- そのサイフはわたしが彼にあげたものですよおまわりさん
- ハッピーうれピーよろピくねー
強気の姿勢、相手の感情を揺さぶる発言、お茶目なセリフなどジョセフの名言はバリエーションが豊富です。
つかみどころの難しい、そんな人間性がよく表れていますね。
まとめ
ここでは、ジョセフの過去や性格、活躍や能力などについて紹介していきました。
ジョセフは父親を早い時期に亡くし、母親はとある事情で死んだことにされていたので祖母の手を借りて育ったのです。
ジョースター家の血を引く割には、言動がとてもチャラく寡黙な雰囲気はどこにも見当たりません。
しかしながら、正義感が強く自身を犠牲にして仲間を助けることを厭わない一面を見せるなど、ジョースター家らしい部分はあります。
比較的短命な人生で終わる主人公の中において、とても長寿で第6部の時点でも生きているとのことですから、再登場を期待したいですね。
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