【ジョジョ】イギーの最期が泣ける…壮絶な過去や意外な性格まとめ
更新日:2019年08月06日
ジョジョの奇妙な冒険には、多くのキャラクターが登場しそれぞれが個性を持っているので、読者が物語に入り込みやすくなっています。
主人公など主要人物がシーズン毎に入れ替わるため、長期間に渡って登場というキャラクターは少なく、「イギー」もそれに該当しているのです。
そんなイギーですが、最期がとても悲しいと言われているのをご存知ですか?
ここでは、イギーの性格や活躍、過去や最期などについて紹介していきます。
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1.イギーが経験した壮絶な過去
ジョジョの第三部「スターダストクルセイダース」で登場するイギーは、人間ではなくスタンドの能力が使える犬です。
最初はブルドックに似た容姿をしていましたが、物語が進むにつれて凛々しい顔立ちをするようになりました。
外見も中身も大きく変わったイギーですが、実は意外な過去を経験しているので以下から簡単に振り返っておきますね。
イギーは血統書付きの「ボストン・テリア」であり、大金持ちの家で飼われていました。
何不自由ない生活を送っていたのですが、イギーは犬離れした高い知能を有しており次第に飼い主を含めて人間全てを見下すようになります。
自身よりも下等の人間に飼われることは、イギーにとってストレスになるためすぐに家出。
家出してからは、ニューヨークで野良犬のトップに君臨するほどに、犬界で高い地位に上り詰めることに成功。
ボスになってしまえば、雑用などは部下がしてくれるためイギーは自由気ままな野良犬ライフを送っていたのです。
そんなとき、アヴドゥルに発見され捕縛。
ジョースター一行がエジプトへ上陸をしたそのとき、スピードワゴン財団によりイギーは助っ人として強引に連れてこられ物語に参加します。
犬が人間を超える知能を持っているのも驚きですが、野良犬界でもトップに君臨できるため生き残るための力は持っていると分かりますね。
2.イギーの性格に隠された秘密
ジョジョの第三部から登場するイギーですが、どのような性格をしているのでしょうか?
- ひねくれ者
- 弱者に強き
- 良心を持っている
- 正義感が強い
- 自己犠牲的
- 他人を気遣える
イギーは、最初こそひねくれた性格をしており、人の言うことを全く聞こうとはしません。
しかしそれは、人間よりも知能が高いという点を考えてみるとある程度は理解できる部分でもありますね。
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物語が進むにつれて、イギーの性格について多くのことが分かってきました。
ペット・ショップ戦においては、最初こそ見捨てようとした犬好きの子供を助けるという、正義感の強い一面を垣間見ることができます。
また、人間よりも高い知能を持っていますし、ストーリーの関係上イギーが喋っているように見られますが、人間との会話は出来ません。
人間同士の戦いに関しては無関心を貫こうとしましたが、自己犠牲的な性格を持ち合わせている関係で結局は助太刀をします。
見方によっては、ツンデレキャラと考えることもできるでしょう。
3.イギーが持っている驚きの能力とは?
スタンド能力を持つ犬ということで、ジョジョの第三部では中心的な役割を担っていたイギー。
特殊な立場ではありましたが、イギーはどんな能力を持っていたのでしょうか?
イギーは、「ザ・フール(愚者)」という能力を有しており、砂と同化して砂を操ることができます。
砂を操るという性質を持っているため、物理的なダメージを通さないのでかなりタフな戦いができるという特徴を持っているのです。
何でも砂を使って作れてしまうので、砂を羽根にして空中を滑空するという離れ技もやってのけるほど。
砂を主成分とする特質があるため、防御力は極めて高いもののパワーなどはそこまで強くありません。
4.イギーが見せた意外な活躍
イギーは本編において、どのような活躍を見せたのでしょうか?
エジプトに上陸後、自身の気持ちや意見などを全く考慮に入れてもらえずジョースター一行の戦力支援として派遣されました。
イギーは野良犬の気楽な暮らしが染みついていたので、誰かに従われることを嫌がる傾向が見られます。
嫌々ながらの同行でしたから、本来は隙を見つけて脱走し野良犬暮らしに戻る予定でした。
ところが、たまたまDIOの館を発見し、そこで犬好きの少年を助けようとした関係でペット・ショップと対決することに。
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かなりの重傷を負うものの、何とかペット・ショップを撃退し、落とし前を付けるという意味でジョースター一行をDIOの館へ導きます。
共に戦うことを誓い、方向性が一致し迷いが無くなったイギーはそこから快進撃を見せたのです。
たとえば、「愚者」の飛行能力を使ってゲフ神の撃破に貢献したり、カフェでケーキを盗み食いしたのでオインゴの毒入り紅茶を一行が飲まずに済みました。
このように、イギーは何度もジョースター一行の危機を救うという大活躍を見せているんですね。
5.イギーが迎えた壮絶な最期
ジョジョに出てくるイギーは、物語で大活躍をしたのでこのまま第三部が終わるまで生き残るだろうと多くの読者は考えていました。
ところが、イギーの最期は唐突に訪れ読者の間では絶叫が響き渡り、涙を流す人が続出した関係で、「涙腺崩壊」のストーリーとして語り継がれています。
では、イギーはどのような最期を迎えたのか、以下からネタバレをしていくのでまだ知らない人は閲覧注意でお願いしますね。
ジョースター一行と戦うことを決意したイギーは、DIOの館でヴァニラ・アイスと対決。
DIOを模した砂の人形でヴァニラを攻撃しようとした所、ヴァニラはその攻撃を気に入らなかったようで大激怒。
折れた骨が肺に突き刺さるほど、執拗な攻撃を何度もイギーに対して行い、一気にイギーは瀕死の重傷になってしまいます。
相棒として一緒に戦っていたポルナレフも、絶体絶命のピンチになっておりヴァニラに追い詰められていました。
間一髪のところでイギーが何とか間に入り彼を助け、攻撃をモロに受けたイギーはそのまま絶命。
何とかヴァニラを倒したポルナレフが、イギーとアヴドゥルが天に昇っていくような幻影を見て涙ぐむシーンが涙腺崩壊として話題です。
イギーは人間を見下していましたが、最終的には自身の命が犠牲になっても構わない感動的な行動を取りました。
6.イギーが放った「カッコいい」名言特集!
イギーは人間の言葉を喋れる訳ではありませんが、独白などのセリフが登場している関係で名言が多く生まれているんですね。
第三部の中で多く登場してきたイギーですし、感動的な最期を迎えたこともあってファンが多いキャラクターでもあります。
以下から、多く誕生している名言の中でもファンから支持されているものを、厳選して紹介していきます。
- おれは気ままにちょっとゼイタクして、いい女と恋をして平和な一生をおくりたいだけだ
- やれやれ…犬好きの子供は見殺しにはできねーぜ!
- アッフォーーーーン
- おれには無関係のことだ…人間の子供が死んじまおうとしったことではないぜ
暴力を好まず意外と平和主義であることが、イギーの名言から汲み取れますね。
また、素直になれないツンデレのようなセリフを、感じ取ることができるのも魅力です。
まとめ
ここでは、イギーの性格や活躍、過去や最期などについて紹介していきました。
イギーはお金持ちの家に住んでいましたが、家出をしてニューヨークの野良犬界でトップに君臨するほどの力を持っています。
人間の戦いには興味を示しませんでしたが、物語が進むうちにジョースター一行を助けるようになるなど、ツンデレな一面も垣間見えるイギー。
最期はとても感動的で、第三部屈指の涙腺崩壊シーンとも言われているので、何度も読み返してみてはいかがでしょうか?
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