【ジョジョ】猫草の過去が悲惨…驚きの特徴や超強い能力、活躍まとめ
更新日:2019年08月06日
漫画・ジョジョの奇妙な冒険には人間以外のキャラクターも、いくつか登場しており物語に深く関与しているのが「猫草(ストレイ・キャット)」です。
元々はブリティッシュ・ブルー種に分類される猫であり「タマ」という名前でしたが、スタンド能力を発現して活躍をするようになりました。
そんな猫草ですが、どんな能力を持っているのか気になりますよね?
ここでは、猫草の過去や能力、さらには活躍などについて紹介していきます。
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1.「猫草」が経験した悲しい過去とは?
ジョジョに出てくる猫草ですが、不思議な性質を示している特徴を持っておりそれは過去のとある出来事が関係しています。
以下から、猫草が経験した悲しい過去についてネタバレをしていくので、閲覧注意でお願いしますね。
ジョジョの猫草はその頃「タマ」という名前を持ち、不自由のない暮らしをしていました。
猫として生きていた所、「矢」に貫かれてしまい、「川尻しのぶ」が誤って倒した棚の下敷きになるという悲惨な事故が発生。
猫にとって棚が上から倒れてくるのは、命の危険に繋がる大ごとですから猫草も随分と驚いたことでしょう。
棚を落とした川尻しのぶは、もう猫草は死んだと判断したので川尻家の庭に埋葬されます。
ところが、猫草は仮死状態であり埋葬されてから後に復活し、スタンドの影響で猫と草の特徴を持つ未知なる生物として誕生。
スタンドの力と、仮死状態が見事に組み合わさった過去があって、猫草がジョジョの世界に登場したのです。
2.「猫草」の性格に隠された秘密
ジョジョの猫草ですが、未知の生物という扱いではあるものの一応は植物に該当します。
ですから猫のように気ままに歩くことはできず、日の当たらない場所でほとんど活動をしません。
- 気まぐれ
- わがまま
- 本能と欲望で生きる
- 自己犠牲的
猫草は上記に挙げるような性格もしており、ボールや虫を見ると遊び始めたり、キャットフードやすずめを食べるなど本能は猫そのもの。
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そのため気まぐれでわがままな性格をしており、本能と欲望で生きるのをモットーにしています。
それでも物語が進むにつれて、自己犠牲的な一面も覗かせることから、実はとても勇気のある生物なんですね。
3.「猫草」が見せた驚きの活躍
特徴的な容姿をしている猫草ですが、どのような活躍を本編でしてくれたのでしょうか?
猫草はまず、自身を攻撃した川尻しのぶに恨みを抱いていたのでこの人物を攻撃します。
それを見た吉良が猫草の能力は危険と判断して、猫草の始末に乗り出しますがスタンドの相性が悪いこともあり始末できません。
「こいつの能力は使える」と咄嗟に判断した吉良は、猫草を始末するのではなく生長しやすいように植木鉢に移され、川尻家の屋根裏部屋で育てられました。
植木鉢でしっかりと養分を吸収しながら猫草は育っていき、姿が大きく変化します。
仗助とは敵対することはありませんでしたが、仗助と吉良による対決で、吉良のスタンド「キラークイーン」の腹部シャッターに、猫草が吸収され爆弾の能力を高める役割をすることに。
こうして仗助たちが不利に陥ったという点を考えるならば、間接的ではありますが猫草は仗助たちを苦しめたとなるでしょう。
キラークイーンの都合の良いように操られていた猫草でしたが、腹部シャッターが閉まっていないときを狙って、復活を果たした億泰が「ザ・ハンド」の能力で救出。
腹部から引き寄せて捕まえることにより、キラークイーンの弱体化に成功しました。
4.「猫草」が発現した強すぎるスタンド能力
ジョジョの猫草が持つスタンド能力は、「ストレイ・キャット」と呼ばれるものです。
猫草の本体と一体化しているスタンドで、空気を操って固めて発砲をしたり、クッション代わりにして防御をするなど、様々な活用ができます。
本体のアイデア次第で、どんな戦況でも活用できるので応用力が求められる能力ともいえるでしょう。
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空気を無くすのも可能ですから、キラークイーンの主力攻撃手段「第一の爆弾」を無力化させることに成功した勇逸のスタンドです。
つまり、キラークイーンにとって猫草は数少ない天敵に値するため、自身が上手く有利に立つために猫草を利用しました。
また、光合成を使った呼吸によって操作を行う関係で、強い光を当て続けることでより強力な技を出すことができますが、光を当てない限りはほとんど無力になってしまう欠点もあります。
本作ではキラークイーンに利用されてばかりでしたが、最終的には救出されて活躍を見せることとなったのです。
5.「猫草」に待ち受ける今後の予想がヤバかった…
アニメ版の最終回では、エピローグシーンに猫草が登場して、虹村家と仲良く「トラサルディー」に来店をして、家族とすっかり打ち解けている様子が描かれています。
つまりはハッピーエンドという形で猫草の物語は幕を閉じた訳ですが、その先は一体どうなったのか気になりますよね?
本編の時系列を辿ると、第六部までは時間が進んでおり第七部と八部に関しては時が一巡した世界(パラレルワールド)を巡っています。
パラレルワールドは厳密にいうと違う世界になるため、第六部までの時系列で考えるなら第四部が終わってから随分と経過しているのです。
その間に一度も猫草が登場していないとなれば、幸せな生活を続けていると予想できるのではないでしょうか?
第四部の主人公「東方仗助」は、他のシリーズに出てきた主人公とは違い、第四部以降に顔を出すことはありません。
第四部で登場して、違うシリーズに出てきたのはほんのわずかであり、このシリーズだけ異質であると分かります。
町をいつも通りの日常に取り戻し、平和な日々を送ることが第四部で成し遂げる目的でした。
主人公も不良っぽい高校生ですが、非日常的な障害を取り除き町を安全にするという内容に沿って話が展開。
そしてハッピーエンドで終わったので、この物語は一つの区切りがついて終了したのです。
ですから、猫草の今後について描かれることは、もうないでしょうしアニメ版のエピローグが全てを物語っています。
6.「猫草」に隠された衝撃的な都市伝説
ジョジョに出てくる猫草は、性格は気まぐれでわがままと猫の性質を示しつつ、その場から動くことが出来ず光合成をするなど植物の一面を示す面白い生物。
読者の間でも当初から人気があった訳ですが、「歴代主人公のペット」という設定が初期の頃にあったとの都市伝説があるのをご存知ですか?
この都市伝説によると、シリーズで主人公が変わることが分かった段階で、「何かマスコット的なキャラクターが欲しい」と制作側で意見が出たのだとか。
そこで制作側で協議をした結果、猫のようで猫ではない「猫草」を、ペットとして常に飼われ続けるという案が浮上。
しかし、あまりにも猫草はグロテスクな見た目をしているので、子供が多い読者に受け入れられないと判断し撤廃。
せっかく案を出したのに、そのままボツとして捨ててしまうのはもったいないということで、第四部で登場させた…。
こうした内容の都市伝説が、ネット上で話題にはなっています。
もちろん根拠は何も提示されておらず、制作側の話が外部に漏れてくる可能性は限りなく低いですから、ネタとして処理されています。
まとめ
ここでは、猫草の過去や能力、さらには活躍などについて紹介していきました。
猫草は過去にとんでもない経験をしており、元々は猫だったのにスタンドの能力が影響を与え猫と植物が融合したような姿になります。
キラークイーンの天敵でありながらも、スタンドがスタンドに吸収されるという状況が発生し仗助たちを苦しめます。
最終的には生き延びてクライマックスを迎え、ハッピーエンドという形で幕を閉じました。
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