【ジョジョ】アンジェロの最期がヤバい…恐ろしすぎる過去や能力
更新日:2019年08月06日
漫画・ジョジョの奇妙な冒険に登場するアンジェロは、第四部に登場する敵キャラであり少年誌が忌避する性犯罪者として描かれています。
何人もの人間を殺害している殺人鬼で、少しでも良い気になっている人物を見かけたならば容赦なく殺してしまうのです。
そんなアンジェロですが、その結末があまりにも惨いことをご存知ですか?
ここでは、アンジェロの過去や能力、性格や結末などについて紹介していきます。
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1.アンジェロが経験した恐ろしい過去とは?
ジョジョに登場するアンジェロですが、彼は「日本犯罪史上最低の殺人鬼」とマスコミに呼ばれるほどの極悪非道のキャラクターです。
その様子は彼の過去を見ることで分かるので、以下からアンジェロが経験した過去についてネタバレをしていきます。
彼がどんな家庭環境で育ったのかなど、詳しい事柄は本編で明らかにはされていません。
どんな幼少期を過ごしたのか、友達は何人ぐらいいたのかなども不明ですが、彼について分かっているのは「頭脳明晰」だという点。
IQは160と言われており、その頭の回転の速さを別の事柄に向ければ日本社会のためになったでしょうね。
さて、アンジェロですが12歳のときに強姦と強盗を犯して投獄されるという、かなりショッキングな経験をしています。
それからも罪を償ったかと思えば犯罪を繰り返し、青春時代の大半を刑務所で過ごすという前代未聞の経歴の持ち主です。
1994年3月には、なんと少年3人を強姦殺人をして死刑が確定しましたが、素安堵能力によって絞首刑を生き延びます。
死刑にしても死なないという、どう取り扱ってよいか分からない状態にまで陥ってしまったのです。
そして刑務所を脱獄し、杜王町を恐怖のどん底に突き落としていました。
2.アンジェロの性格に隠された秘密
極悪非道の犯人として、ジョジョの第四部「ダイヤモンドは砕けない」の序盤で活躍をしたアンジェロ。
彼は、どのような性格をしているのでしょうか?
- 短気
- 気に入らないことがあると激怒する
- 残酷
- 冷酷
- 痛がるところを見るのが楽しい
- 自己中心的
- 無感情
物語が進行するにつれて、アンジェロは上記に挙げるような性格をしていると分かってきました。
まず「気に入らないことがあるとすぐに人を殺す」という所から、短期で怒りっぽい性格をしているのは明らかですね。
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そして対象が子供であっても容赦はせず、残酷で自己中心的、さらには無感情という性格も露呈しています。
性欲を抑えきれずに強姦をしていますが、痛がるところを見るのに抵抗があるならそんな真似は出来ないでしょう。
痛がるところを見ることに、快感を覚えている可能性が高いので、サディストな性格をしているとも考えられます。
アンジェロはその経歴からも分かるように、最悪な性格をしているのです。
3.アンジェロが持っている「スタンド能力」がヤバすぎた…
アンジェロは、最初からスタンド能力を手に入れていた訳ではありません。
通常の人間をスタンド能力者にできる「矢」で射抜かれてしまい、アンジェロはスタンド使いとなり絞首刑を生き延びました。
彼のスタンドは「アクア・ネックレス」と呼ばれるもので、水分に混ざって相手の体内に入り込み攻撃をするというタイプです。
この能力は、雨や水蒸気といった水分を含んでいるものであれば同化が可能なので、射程距離は非常に長いと分かります。
簡単なものであれば、姿をその通りに変えることができるので相手を油断させる程度ならとても簡単に行えます。
スタンドの見た目は人型で体中に無数の目があって、人間に取り憑くことで相手を意のままに操ることも可能です。
物質と同化をするタイプである関係で、自由に姿を消したり移動するということは出来ません。
ですから閉じ込められると、それがビンの中でもガラスを破って抜け出すという簡単な作業が出来なくなるという弱点があります。
しかしながら、応用がとても利くので使い方によっては脅威となるスタンドと言えるでしょう。
4.アンジェロが迎えた壮絶な結末
史上最悪の犯罪者とのレッテルを貼られたアンジェロですが、結局どのような結末を迎えたのでしょうか?
彼の結末はかなり衝撃的なものであり、読者の間でもよく話題になるため以下から簡単に紹介しておきますね。
矢に射抜かれる形でスタンド能力者になったアンジェロは、杜王町でスタンドを一般市民に利用して犯罪行為を繰り返していた所、その楽しみを仗助に邪魔をされて逆切れ。
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仗助とその母親・東方朋子を殺そうとしますが、逆にスタンドを小瓶の中に閉じ込められてしまいあっけなく敗北。
そのまま活躍しないかに見えましたが、かつて自分を逮捕した東方良平を偶然にも発見してしまい、彼の趣味を使って瓶から脱出し彼を殺害。
良平の葬儀が終了して3日後の雨の日に、仗助と空条承太郎の両名に戦いを挑みますが、仗助の素晴らしい奇策によってスタンドが捕縛。
本体がどこにいるのか、その居場所が明らかにされてしまいました。
最終的にアンジェロは岩と融合をされますが、それでも悪あがきをし仗助の髪の毛をバカにする禁止ワードをつぶやきます。
これでキレた仗助のグレートな融合によって、「アンジェロ岩」と呼ばれるほどに融合させられてしまい、この岩は町の観光名所になるほどに。
こうして彼は永遠に罪を償うことになり、その衝撃的な人生は幕を閉じるのでした。
5.アンジェロという犯罪者を登場させた驚きの理由
ジョジョの第四部はサスペンスホラーというジャンルなので、不可解な事件が発生するようなきな臭い物語となります。
それを裏付けるかのように、アンジェロや吉良吉影といった連続殺人鬼が登場し、重苦しい内容が展開されていくのです。
そうした意味で考えると、アンジェロという存在がいるのは物語を構成する上で重要ですが、それでも読者に対して衝撃的な犯罪歴の持ち主。
少年誌でやるには抵抗があると考えられますが、どうしてジョジョではアンジェロのような犯罪者を出したのでしょうか?
読者が予想する所によると、「現実にそういった人物が街中を平気で歩いている」という事実を、若い子供に知ってほしいからとのこと。
未成年者を狙う性犯罪は後を絶たないので、そうした危険が身近な所に潜んでいることを批判を受けるのを覚悟で原作者は描いているのだろうと推測しているのです。
こうした犯罪が現にあるという事実を押さえておけば、それに準じた対策などを自然と考えるようになるので、あえてショッキングな経歴を追加したのだとか。
原作者がその点を暴露している訳ではないので、真相は全くもって不明ですが妙に納得できてしまいますね。
6.アンジェロが放った「感動的な」名言特集!
ジョジョに出てくるアンジェロの元ネタとなっているのは、アメリカの作曲家「アンジェロ・バダラメンティ」とのこと。
通称の由来が分かったアンジェロですが、物語にそこまで多くは登場しないまでも名言を多く残しているのをご存知ですか?
以下から、彼の名言の中でも特にファンから支持されているものを厳選して紹介しますね。
- いい気になっているやつが絶望の淵に足をつっこむのを見るのは…ああ気分が晴れるぜ!
- いい気になってるヤツは、オレのスタンドをのみ込んでくたばりやがれッ!
- いい気になっているヤツが破滅するのは楽しいぜ
- これからはおめーを見てることにするぜ。おれはいつだってどこからかおめーを見ているからな
- 幸せってこういう気持ちをいうんだな〜〜〜〜ウプププッウププッ
彼が、どれだけいい気になっている人物を嫌っているか、そして容赦のない攻撃を加えるかが名言を通して分かるでしょう。
まとめ
ここでは、アンジェロの過去や能力、性格や結末などについて紹介していきました。
アンジェロは12歳の頃に強姦と強盗をして逮捕され、それからも出所と犯罪を繰り返し最終的には死刑を宣告されます。
スタンド能力で死刑すら免れて脱獄しましたが、仗助たちとの対決で敗北し岩と融合されるという衝撃的な最期を迎えたのです。
その岩は観光名所となっており、永遠にわたって罪を償うことになるとは、夢にも思わなかったでしょうね。
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