【ジョジョ】ジョルノの能力が強すぎ…悲惨な過去や性格、活躍まとめ
更新日:2019年08月06日
漫画・ジョジョの奇妙な冒険第5部の主人公「ジョルノ・ジョバァーナ」は、これまでの主人公の宿敵DIOの息子という特徴があります。
本来ならば敵役として出ても不思議ではありませんが、DIOはジョナサン・ジョースターの身体を奪っていたので、ジョースター家の血も流れているという不思議な人物です。
そんなジョルノですが、どんな活躍をしたのか気になりますよね?
ここでは、ジョルノの激動の過去や性格、活躍や能力などについて紹介していきます。
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1.ジョルノが経験した激動の過去とは?
ジョジョの奇妙な冒険は、1部が終了するごとに主人公が変わる手法を採用しており、これまでに多くのキャラクターが登場しました。
その中でもDIOの息子でありながら、ジョースター家の血が混じっているという特異な人物として描かれているのがジョルノです。
このジョルノは激動の過去を経験しているので、その点を以下からネタバレしていきますね。
ジョルノはDIOと日本人女性との間に誕生した、日英のハーフであり本名は「汐華初流乃(しおばなはるの)」ですが、イタリアで生活をする関係でジョルノという名前を使っています。
実の母がイタリア人の男性と結婚をすることになった関係で、ジョルノはイタリア国籍となりました。
正義感がとても強い彼でしたが、母親の育児放棄や義父からの度重なる虐待、さらには近所の子供たちからのいじめを受けて育ちます。
愛情をどこからも受けられないで育ったジョルノは、常に人の顔色を伺いながら生活するという難しい状況に置かれたのです。
そうした中において、街中で偶然に助けたギャングとの出会いにより、ギャングスターになって腐りきった街を平和にすることを決意。
このように、ジョルノは激動の過去を経験しており、精神的にもたくましく成長していきました。
2.ジョルノの性格に隠された秘密
DIOの息子でありながら、ジョースター家の血を引き継ぐという特殊な環境に置かれているジョルノは、どんな性格をしているのでしょうか?
- 冷静沈着
- 感情の起伏に乏しい
- 正義感が強い
- 自己犠牲的
- 愛情にあふれている
- 他人を気遣える
物語が進むにつれて、上記に挙げるような性格をしていることが明らかになりました。
DIOの子供であると忘れてしまうぐらい、ジョルノは冷静沈着で周囲の状況をよく吟味しながら計画を立てられます。
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それだけじゃなく、感情の起伏に乏しいので周囲から「何を考えているのか分からない」と思われてしまうほど。
それでも、ジョースター家の血は脈々と受け継がれており、愛情にあふれているその姿勢には見倣うべき点が多々あります。
難しい家庭環境で育ったことで、周囲の顔色をうかがうクセは改善されておらず、それが良い方向へと向かい他人を気遣える特質を培うようにもなりました。
3.ジョルノに発現したスタンドの特徴がエグかった…
ジョジョでは超能力が具現化した「スタンド」という、特殊な能力が存在しておりそれぞれに特徴が見られます。
第5部の主人公となるジョルノは、以下に挙げるようなスタンドを持っているので、それぞれを紹介していきますね。
@ 「ゴールド・エクスペリエンス」…無機物から生物を誕生させる
ジョルノのスタンドの一つとして有名なのが、「ゴールド・エクスペリエンス(黄金体験)」です。
これは、無機物に対して使用することによって、地球上に存在する動物や植物に変化し、ジョルノの指示によって成長または死を自由自在に操ることができます。
生み出せる種類は、ジョルノが認識し理解をしている限りは無限ですが、空想上や想像した動物に関しては不可能です。
テントウムシをモチーフにした人型のスタンドとして機能し、主人公のために様々な場面でこのスタンドが登場します。
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無機物によって生み出された生物は、その場所に戻ろうとする帰巣本能のようなものを備えており、これをうまく活用した応用も披露。
直接戦闘をするというタイプの技ではなく、戦いをサポートするのに特化しており、外傷を治療するのにも用いられています。
死者を直接蘇生はできませんが、ブチャラティが死去した際には彼の肉体を腐敗させないまま数日間活動させました。
これがゴールド・エクスペリエンスの能力なのか、ジョルノ自身も分かっていません。
A 「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」…行動を起こす前に戻される
具現化したテントウムシをモチーフにしたスタンドが、「矢」に貫かれたことで進化したスタンドをさらに超越した存在です。
ゴールドエクスペリエンスから脱皮するかのように、内部から出現するという登場の仕方であり、多くの読者を驚かせました。
レクイエムが持つ能力は、「動作や意思の力をゼロ(無かったこと)に戻す」というもの。
たとえば、Aさんがジョルノに対してパンチをしようと行動したとします。
通常なら避けなければそのパンチがジョルノに当たりますが、レクイエムの能力は「パンチをするという意思を無効化」するので、パンチする動作の前の状態に戻されるのです。
つまり、パンチをするという行動が無かったことにされるので、ジョルノに対する攻撃は全て無効化できるんですね。
反則を通り越したこの技は、100%の未来予知によって見た「絶対に起こる事実」ですら、例外ではなく無力化が可能。
レクイエムによる能力はそれだけにとどまらず、どんな能力を持っていても永遠に真実に到達することはできず、この力によって殴られた者は「死んだことも無かったことにされる」ため、死ぬという事実に永遠に到達できません。
この状態になると永遠の死の苦しみを何度も経験し、あと少しで死ぬという所で元の状態に戻る…を繰り返すまさに生き地獄の状態になります。
レクイエムはゴールド・エクスペリエンスの時とは異なり、スタンドが自我を持っており喋りかけることも可能です。
最強のスタンドランキングでも、常にトップに君臨する恐ろしい能力と言えるでしょう。
4.ジョルノが見せた驚きの活躍とは?
ジョルノは悲惨な過去を経験した中で、マフィアの男が自身と同等の立場で接してくれたことに感銘を受けギャングスターを目指すようになります。
マフィアの男はジョルノをギャングの世界に巻き込まないと決意していたこともあり、ジョルノは別の方法でマフィアの近くに接近。
物語の序盤で、涙目のルカを再起不能にしたことがキッカケで裏の世界を支配している「パッショーネ」に目を向けられることに。
刺客として登場した「ブチャラティ」と戦いますが、彼の人間性にほれ込み一緒に行動しジョルノは「パッショーネ」に入団。
麻薬の密売により治安が急激に悪化したことを知ったジョルノは、組織を裏切ったのでその過程でパッショーネのボス「ディアボロ」に狙われます。
多くの仲間を失いながらも、ジョルノはディアボロとコロッセオで対峙し、ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムのスタンド能力によって撃破。
その後は、ボスを亡くしたパッショーネを掌握したような描写が見られ、第5部は幕を閉じました。
5.ジョルノの「忘れられない」名言特集
ジョジョのジョルノはそこまで感情を昂らせるタイプではありませんが、戦闘や通常の会話などでは名言が多く誕生しています。
以下から、ジョルノの名言の中でも特に有名なものを、厳選して紹介していきますね。
- 無駄無駄無駄無駄!ゆっくりとあじわえない日光浴を!たったそれひとつだけだ。おまえの行くべき道は!
- WRYYYYYYYYY!!
- やりたいようにやたところで無駄だったようだなどっちみち…
- はい正直に送りとどけます。ただし空っぽのバッグだけですけどね
- 何度も言わせるってことは無駄なんだ。無駄だから嫌いなんだ。無駄無駄…
- つ、強い。こいつ…無敵…か
彼の名言を見ると、DIOの名残が見られると分かりますね。
無駄無駄ラッシュを繰り広げる所などは、DIOそのものであり興奮を覚えた読者は少なくありません。
まとめ
ここでは、ジョルノの激動の過去や性格、活躍や能力などについて紹介していきました。
ジョルノは非常に過酷な過去を経験し、そこからギャングスターに憧れ最終的にはちゃっかりとギャングのボスになれたのです。
スタンドはあり得ないほどの能力を有しており、意思の力を無効化するために相手の攻撃が届かないというチートの仕上がり。
特徴が多いキャラクターでしたので、第5部が終わってしばらく経過しても人気に衰えは見られません。
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