【ジョジョ】しげちーの最期が泣ける…意外な性格や能力、壮絶な結末
更新日:2019年08月06日
ジョジョに登場する「矢安宮重清(やんぐうしげきよ)」は、しげちーとのあだ名で呼ばれており読者だけじゃなく原作者もお気に入り。
彼が登場することによって、第四部の物語は大きく動き出し重要な働きを示したと同時に、ストーリーを盛り上げてくれました。
そんなしげちーですが、その最期が衝撃的だと言われているのをご存知ですか?
ここでは、しげちーの特徴や性格、能力や悲惨な最期などについて紹介していきます。
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1.「しげちー」に見られるあり得ない特徴
ジョジョの第四部に登場するしげちーは、体重110kgほどある中学2年生です。
実年齢よりも精神年齢は幼いらしく、子供っぽい仕草や言葉遣いが見られるなどどこか憎めないキャラクター。
しげちーは、「守銭奴で金に愛着を持っている」ことが最大の特徴であり、これによって物語は大きく動き出すこととなります。
スタンド使いで、その能力を使って小銭を集めるという欲深い一面がありますが、両親や町を誰よりも愛しておりその執着心も相当なもの。
最初は仗助たちの「小遣い稼ぎ」に利用されていましたが、宝くじの賞金を独り占めしようとしたときにひと悶着が起こりました。
そこでこのお金は自分の力で手に入れたものではないと改心し、それ以降は仗助たちの仲間として一緒に行動することとなります。
2.「しげちー」の性格に隠された秘密
さて、物語に深く関与しているしげちーですが、どのような性格をしているのでしょうか?
- 愛情深い
- 金に汚い
- 仲間想い
- 自己犠牲的
物語が進むにつれて、上記に挙げるような性格をしていると分かってきました。
両親や町を深く愛しているので、愛情深い性格をしておりさらに仲間想いである点も彼を代表する性格だと言えるでしょう。
金に汚いですが仗助たちとの出会いで、欲深い一面は少し抑えられています。
後述するような壮絶な最期の背景には、自己犠牲的な精神が強く反映されていると実感できますね。
しげちーは実年齢よりも精神年齢が幼いですが、心はとても純粋であり人として素晴らしい特質を持っているのです。
3.「しげちー」が持っているスタンド能力がエグかった…
ジョジョに出てくるしげちーはスタンド使いであり、その能力を使って小銭集めをしていました。
彼の能力は「ハーヴェスト」というもので、自称500体からなる4つのウデを持つ小さな群体型スタンドです。
物を集めることを得意としており、多くのスタンドを一気に使えるため射程は町全てに及ぶほど広範囲をカバー可能。
残念ながら破壊力は壊滅的なまでに低いですが、「集める」という得意分野に特化しているため相手の皮膚を削り取ることができます。
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1つの物体で削り取れる量は限られていますが、500体もの個体に囲まれたならば甚大な被害が発生するのは想像に難くありません。
また、「眼球」や「頸動脈」といった人体の急所をピンポイントで攻撃できるので、意外と高い殺傷能力を誇っています。
小さな個体を多数集結して、しげちーを運んだり垂直の壁を登るといった離れ業もできるため適用範囲が広いです。
またスタンドは本体と離れて活動できるので、遠隔操作が可能で多数の群体を操れるのでかなり厄介なスタンドと言えるでしょう。
1体を潰したところで何らダメージは受けず、そもそも1体がかなり小さいのでそれを狙って攻撃するのは非常に難しいです。
眉間から出てくる針を使えばその中に入っている液体を、相手の体内に直接注入することもできますから、お酒を血管内に入れて急性アルコール中毒にさせることは朝飯前。
原作者も主人公・仗助もしげちーのスタンドは最強だと認めており、ジョジョファンの間で必ず議論になる「最強スタンド」でも候補に挙げられます。
4.「しげちー」が迎えた衝撃的な最期
スタンドも強く、心を入れ替えて主人公の仲間になったしげちーなので、物語の終わりまで活躍してくれると多くのファンが予想していました。
ところが思わぬ形で、しげちーは物語から退場することとなり読者の多くを驚かせます。
以下から、しげちーの衝撃的な最期についてネタバレをしていくので、未読の方は閲覧注意でお願いしますね。
第四部の物語中盤で、偶然にも同じ店でサンドイッチを購入していた殺人鬼・吉良吉影の紙袋を、自分が購入したサンドイッチの袋と勘違いしてしげちーは持ち出してしまいます。
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吉良吉影の紙袋の中には、切断した女性の手首が入っており、平穏な生活を誰よりも望む吉良吉影は当然のことながらしげちーを追跡。
そんな事情を知らないしげちーは、奪われたサンドイッチの紙袋をスタンド能力を使って奪い取ろうとしますが、その時に紙袋が破けてしまい女性の手首を目撃。
そして吉良吉影の秘密を、偶然にもしげちーは知ってしまったのです。
しげちーは不気味な奴と判断し吉良吉影と交戦しますが、キラークイーンの攻撃によって顔半分が吹き飛ぶほどの重傷を負います。
仗助に修復してもらおうと、高等部の校舎へと向かいますがそこで悲劇が待っていました。
先回りしていた吉良吉影が、教室のドアノブを爆弾に変えており、そんなことを知らないしげちーは爆発に巻き込まれて即死。
キラークイーンの能力によって彼の身体は地上に何も形を残さず、塵のように消えてしまったのです。
その時に仗助の名を叫びながら消えていくしげちーのシーンは、第四部でも涙腺崩壊する場面として有名となりました。
5.「しげちー」が爆死したことが物語に与えた予想以上の影響
読者からも人気で、最強のスタンドと称されたしげちーですがまさかの物語中盤で吉良吉影により爆死してしまいました。
多くの読者に衝撃を与えましたが、しげちーの死は物語に大きな影響を与えたんですね。
彼のスタンド「ハーヴェスト」が異様な消え方をしたのを不審に感じた仗助たちは、彼を探し回りましたが見つけることができません。
数日後に幽霊として姿を現わした杉本鈴美からの情報で、何者かがスタンド能力を使ってしげちーを殺した旨を説明。
手掛かりが何も残されていないので、誰が殺人鬼なのか一切不明の状況でしたがヒントをしげちーが残していたのです。
なんと、しげちーが吉良吉影と戦闘した際に吉良吉影の服のボタンを手に入れており、それをハーヴェストに運ばせていました。
この出来事がキッカケで、吉良吉影は平穏な生活を捨てなければいけないほどに追い詰められ、物語は一気に終盤へと突入することに…。
つまり、しげちーの死は物語を「吉良吉影の捜索」というステージへ進めることに一役買い、彼の死は無駄ではなかったのです。
6.「しげちー」が放った感動的な名言特集!
いいヤツ過ぎると話題になるしげちーですが、実は名言を多く残しているのをご存知ですか?
彼は精神年齢が幼かったですが、それでも人間としては素晴らしい特質を持っており読者の胸を刺激しました。
以下からしげちーが放った名言の中でもファンが特に刺激を受けたものを厳選して紹介しますね。
- ゆ、友情って、い…いいもんだな〜ししっししっ
- じゃムズかしくあげるよ「全部あげるよォ──ッ友達だよねェッ」フガーッフガ─ッ
- おい姉ちゃん 札束持ってんだぜェいっしょに遊ばんかい
- パパとママを守るど!おらが!パパとママをあいつらから守るどッ!
- イチエン ミツケタゾ!しししっ!
- 理解不能!理解不能!
- それ以上動くと首のナントカという血管を切断するどッ!
両親を愛し、そのためなら自分の命が犠牲になっても構わないほど、決して幼いだけがしげちーではないと分かります。
まとめ
ここでは、しげちーの特徴や性格、能力や悲惨な最期などについて紹介していきました。
しげちーは守銭奴でスタンドを使って小銭稼ぎをしていましたが、仗助たちと出会えるようになってからは大きく変化。
素晴らしい性格をしており見倣うべき点が多々あるしげちーですが、その最期はあまりにも衝撃的で読者の涙を誘うことに。
物語を進めるために必要だったとはいえ、原作者ですら何度も復活を考えたほどですから、その人気ぶりが伺えますね。
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