【ジョジョ】シーザーの最期が泣ける…壮絶な過去や活躍、能力まとめ
更新日:2019年08月06日
ジョジョはシリーズを通して特定の主人公がおらず、その時に合わせて活躍する人物が異なる手法を採用しており常に新鮮味があります。
第二部で主要な働きをするのが、長期連載するジョジョの中でも名場面を多く作り出したと読者から絶大な支持を得ている「シーザー」です。
そんなシーザーですが、最期が衝撃的だと言われているのをご存知ですか?
ここでは、シーザーの過去や活躍、能力や最期などについて紹介していきます。
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1.シーザーが経験した壮絶な過去とは?
ジョジョに登場するキャラクターの中でも、読者から支持が厚いシーザーですが、実は壮絶な過去を経験しているんですね。
以下からシーザーの過去についてネタバレしていくので、まだ知らない人は閲覧注意でお願い致します。
シーザーはマリオを父に持ち、兄妹たちと幸せな生活を送っており、母を幼い頃に亡くしましたがその寂しさはありませんでした。
父や兄妹に囲まれた賑やかながらも、平凡な生活に満足していたシーザーでしたが、そんな生活も突然終止符が打たれます。
父・マリオが突然家族に何も告げずに姿を消してしまい、幸せな家族生活に亀裂が生じるように…。
稼ぎ頭の父親が蒸発した訳ですから、子供達は明日をどう生きていけば良いのか分からない状態です。
そのため父の友人や近所の人たちが優しく世話をしてくれましたが、やはり利他的な生活を送り続けるのは簡単ではありません。
自分の生活で問題が生じた場合、他人に気を配っていく精神的に寛容な人は少ないため、少しずつ兄妹たちから離れていきます。
悪いことに、生活費として残されていた資金を悪だくみする親族に騙し取られてしまい、シーザーは孤児院に入れられ兄妹たちとはバラバラに。
壮絶な過去を経験したシーザーは、父を憎悪するようになったのも無理はありませんね。
2.「シーザー」と「マリオ」が和解した驚きの理由
ジョジョのシーザーは父が蒸発したことで、今までの幸せな生活が崩壊し兄妹とはバラバラに生活することを余儀なくされました。
まだ大人の事情など、全てを理解することができない年齢だったシーザーは、突然に蒸発した父・マリオを憎みます。
孤児院を脱走したマリオは、ローマの貧民街においてケンカに明け暮れる荒んだ毎日を送るようになります。
しばらくした後、16歳になったシーザーはコロッセオで偶然にも父・マリオを発見しました。
憎しみを持つ父親の顔を忘れていなかったシーザーですが、一方のマリオは子供のマリオしか知らないので気付きません。
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マリオを殺そうと思ったシーザーは、彼を追跡していた所偶然にも「柱の男」が眠る壁に触れてしまい、シーザーは壁に吸収されそうに…。
一部始終を見たマリオは、ピンチに陥っている青年が実の息子だとは知らず、純粋に助ける動機で間に入ります。
マリオはそのまま柱の男に吸収されて死亡し、シーザーはマリオの自己犠牲的な精神を見て感動。
ツェペリ家の誇り高い精神を受け継ぐ決意を固め、さらにこの一件でマリオがどうして突然に蒸発したのか、その真相も理解するように。
父は子供達を守るために、あえて何も言わずに家を飛び出したことを知り、憎しみを捨てて父の意志を継ぐことを決意します。
このようにして、シーザーとマリオは和解し、父の遺言通り波紋使い「リサリサ」を師事することとなりました。
3.シーザーの性格に隠された秘密
壮絶な過去を経験しましたが、結果的には父の行動を理解し元のさやに戻ったシーザーですがどんな性格をしているのでしょうか?
- 女好き
- 正義感が強い
- 責任感がある
- チャラい
- 真面目
- 自己犠牲的
- 仲間想い
初登場時のシーザーは、キザな言葉で女をナンパしているチャラい男という印象を読者に与えました。
とんでもなく軽い性格をしていると考えられましたが、物語が進んでいくにつれてシーザーの本当の性格について分かってきます。
シーザーはとても正義感が強く、責任感もあって真面目な性格をしており、ツェペリ家の人間であることを誇りに思っています。
自己犠牲的な精神を示した父に倣い、利他的な行動を取る人に対して尊敬できる精神的に寛容な人物です。
仲間想いという点も、シーザーの性格の特徴的な一面であり、彼が読者から人気がある理由も納得できるでしょう。
4.シーザーが持っている能力がヤバかった…
リサリサに師事し厳しい修行に耐え抜いてきたシーザーは、第二部で重要な働きをする登場人物のため活躍する機会が多いです。
バトル漫画のジャンルに位置しているジョジョなので、シーザーにも特有の波紋を使った能力が用意されています。
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彼は「シャボン玉」を媒介として波紋攻撃するのを得意としており、衣服には石けん水を仕込んでいつでもシャボン玉を出せるように工夫。
- シャボンバリア:相手の身体をシャボン玉で包んで攻撃する
- シャボンランチャー:シャボン玉へ波紋を注入し勢いよく発射する
- シャボンカッター:シャボン玉を高速回転させて円盤状にして発射する
- シャボンレンズ:シャボンカッターを大量に発射したのを利用して太陽光を一点に照射する
シャボン玉と波紋の能力を合体させ、上記に挙げたような多彩な攻撃を繰り出します。
ネタのように思えるかもしれませんが、このどれもが非常に強力でありシャボン玉という身近なものを武器にしているのです。
5.シーザーが迎えた衝撃的な最期とは?
長期連載しているジョジョの中でも、「涙腺崩壊する名場面」として読者の間で語り継がれているのがシーザーの最期です。
以下から、シーザーが迎えた衝撃的な最期についてネタバレしていくので、未読の方は注意してください。
親友として、お互いを認め合っていたシーザーとジョセフ。
カーズとワムウのアジトとなっているホテルを前にして、そんな2人の意見が食い違ってしまいシーザーは危険を承知の上で一人で乗り込みます。
ワムウと交戦しますが、相手はかなりの実力を持っておりお互いの力は互角であり、まさに死闘が繰り広げられます。
しかしながら、ワムウの攻撃を至近距離で受けてしまいその場に倒れてしまったシーザー。
何とか気力で立ち上がり、もう起き上がることはできないと油断していたワムウから解毒剤入りのピアスを奪い取ることに成功。
このまま解毒剤入りのピアスを持っていても、ほとんど力が残っていないので奪われるのは確実。
そこでシーザーは、自らの血で波紋を形成してシャボン玉を作り、その中に解毒剤入りのピアスを入れて絶命。
彼の遺体はそのまま崩れてきた瓦礫の下敷きになってしまい、これにてシーザーの物語は終了しました。
ジョセフとは仲直りしないまま絶命したので、リサリサやジョセフが彼が死んだのを受けて号泣したのは無理もありません。
ジョセフは、リサリサからシーザーの過去を聞き、共に戦おうと決めた矢先の悲劇だったことも涙腺崩壊に拍車をかけているのです。
ジョセフの「シーザー!」の絶叫は、アニメーションで視聴するとさらに感動が強まるでしょう。
まとめ
ここでは、シーザーの過去や活躍、能力や最期などについて紹介していきました。
幼少期は幸せな生活を送っていましたが、父が蒸発してからは荒んだ生活を送るようになり父を憎みます。
ところが、父は子供達を考えて蒸発したのであり、自己犠牲的な対応をした父を尊敬するようになったシーザーは生き方を変えたのです。
彼の最期はとても感動的であり、ジョジョの読者の多くが涙で紙面を濡らしたと言われるほど。
未読の方は、シーザーの生き様を感じ取ってみてはいかがでしょうか?
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